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顎骨骨密度診断ソフト(Bone・Right)のジャケットをリニューアルしました。インプラント専門医の咲間義輝先生に御寄稿を頂きました。

顎骨骨密度診断ソフト(Bone・Right)のジャケットをリニューアルしました。

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また長年このソフトを使われている日本インプラント学会専門医の咲間義輝先生からボーンライトCDカバーのリニューアルに御寄稿頂きました。

咲間 義輝先生咲間先生は東京都町田市で開業されています。

【日常臨床でのBONE-RIGHTの有効活用】

 如何なる治療にもMerkmal(指標)を必要とする。例えば、根管治療時のCANAL METER併用の根管長測定、矯正治療分析のセファログラム等、挙げれば全治療に不可欠と換言できよう。骨粗鬆症への対応はどうであろう?患者へのビスフォスフォネート製剤与薬、注射を受けている来院患者は少なくない。その中で歯周病、外科処置等に移行する際、顎骨という特殊性を有する部位への無造作な処置は許容できるものではない。

既述したMerkmalとして当院ではBONE-RIGHTを有効活用している。その結果により骨粗鬆症予防薬の継続、管理可能な二次医療機関への紹介への診断基準としており、不可欠なスクリーニングアイテムと言える。

特に、インプラント施術後のメインテナンス経過中に重篤な疾患(多発性骨髄腫)に罹患し、ビスフォスフォネート製剤を点滴投与せざるを得ない患者の顎骨経過等は視診のみで精査は不可能である。結果、該当患者は抜歯に該当する歯根の歯槽骨数値(al-BMD値)を測定した際、高値を示し、外科処置は禁忌と診断し、二次医療機関にて外科処置及び術後管理の施術依頼をした次第である。

また、ある症例に於いては下顎右側部へのインプラント施術希望患者で、数年にわたりビスフォスフォネート製剤「ボンビバ」の静脈注射を受けていた。

勿論、骨密度の状態を調べるべくBONE-RIGHTによりスクリーニングを行ったところ、埋入予定部位の骨密度数値は顎骨壊死の可能性を有する危険値「165」以上の「180」を示した。半減期も定かでない為、インプラント施術は中止し、局部床義歯へと移行した症例をも有する。

 スクリーニング無くして、安易にインプラント埋入に至ったと考えると正に「医源病」を惹起するところであったと想像できる。

 最後に、歯科医師として患者への啓発をも含めたスクリーニング医療機器を開発された高石佳知先生に敬意を表する。

 


 

また、少人数でのBone・Rightワークショップも随時開催していますのでご希望の方はデンタルグラフィック・コムまでお問い合わせ下さい。
各種お問い合わせフォームはこちら

操作手順動画
https://www.youtube.com/watch?v=y3G83UXTylw

開発者
高石 佳知

高石佳知 プロフィール・実績・発表
http://www.tensyoukai.or.jp/staff/director.html

論文
Assessment of Alveolar Bone Mineral Density as a Predictor of Lumbar Fracture Probability
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs12325-013-0028-1

A pilot case–control study on the alveolar bone density measurement in risk assessment for bisphosphonate-related osteonecrosis of the jaw
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00198-009-1021-z

 

 

 

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BoneRightの操作方法

歯科用X線画像により顎骨(歯槽骨)骨密度診断が出来る第二種医療機器のソフトウェアBoneRightの操作方法です。

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第二種医療機器製造販売業許可および医療機器製造業許可取得のお知らせ

弊社は2015年5月26日付で第二種医療機器製造販売業(許可(登録番号)28B2X10023)ならびに医療機器製造業者(許可(登録番号)28BZ200142)の許可を取得しました。
これにより、ボーン・ライトは第二種医療機器として(認証番号 Bone Right「ボーン・ライト」228ALBZX00002000)に認証されました。 
歯槽骨骨密度の診断(抜歯などの口腔外科治療、歯周病治療、インプラント治療等の歯科治療時)にご活用下さい。
ボーン・ライトについての問い合わせについては電話079-226-7272 FAX 079-222-7222 またはWEB上の問い合わせフォームから
(担当者髙石佳知)
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独自の顎骨骨密度評価法を開発について

大規模臨床試験の結果などから、骨粗鬆症治療におけるビスフォスフォネート(BP)系薬剤の有効性はすでに確立している。しかし、近年、世界的にBP系薬剤関連顎骨壊死(BRONJ)が報告されていることから、副作用に対する懸念も広がっている。こうした中、早くから骨粗鬆症と歯との関連について研究を進めてきた高石歯科医院(兵庫県姫路市)理事長の高石佳知氏は、顎骨の骨密度評価法を独自に開発し、BRONJの発症予防などに応用しています。

【Japan Medicine掲載記事】
PDFファイル [9.35 MB]

【顎骨骨密度評価ソフト BONE RIGHT ムービー】
デンタルグラフィック・コムYouTubeチャンネル

 

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TEL:079-226-7272 FAX:079-222-7222
E-mail:dentg@dentalgraphic.com
 

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