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医療法人 大植会 葛城病院に"Bone Right"が導入されました。

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骨骨密度診断サポートソフト“ボーンライト”がこの度、「医療法人 大植会 葛城病院
内科(骨粗鬆症外来)で導入されました。

内科(骨粗鬆症外来)
診療時間 毎週 火・水・金   9:00~17:00(受付は8:00~16:00)
外来担当表 藤田拓男 名誉院長

「藤田拓男先生プロフィール」
神戸大学名誉教授、葛城病院名誉院長。
1929年生まれ。東京大学医学部卒業後、52年米国バファロー大学に留学。
帰国後、東大、和歌山医大から神戸大学教授をて、現職。

◆診療内容
骨粗鬆症は人類の最も多く罹る病気で日本でも人口の約1割の1200万人が罹っている他、これと殆ど同数のその一歩手前の方々が居られます。高血圧や糖尿病と同じ様な国民病であり、年々増加しています。ところが血圧や血糖と違って骨粗鬆症の診断にどうしても必要な骨密度の測定は非常に難しく、特殊な測定装置と高度の専門知識を必要とします。城病院は世界でも有数の骨粗鬆症の診断の設備と治療の経験を持つセンターの一つです。

診療設備
1.二重エネルギーX線吸収測定装置(DXA)
骨粗鬆症が一番早く起こる腰椎の骨密度を普通のレントゲン写真を撮る時の100分の1位の、充分に選んだ全く安全な放射線量で正確に測定し、4ヶ月毎に治療の効果を判定します。一番恐ろしい大腿骨近位部の骨折を予測し、これを予防することも出来ます。

2.歯槽骨密度コンピュータ計測装置(Bone Right)
歯周病は歯が無くなる最も大きな原因ですが、30才代から初まり、骨粗鬆症と同じ様に多くの人が罹ります。感染症や炎症とともに顎骨におこる骨粗鬆症が原因だといわれています。このため、歯の周囲の歯槽骨の密度を歯科用のレントゲン撮影装置を使って撮ったフィルムのコンピュータ処理によって測定し腰椎よりも更に早く骨粗鬆症の危険を予知するのが大阪歯科大学の高石先生の発明したBone Right装置です。このBone Right装置を歯科以外の病院では初めて導入しました。最近ビスフォスフォネートという薬を使っている間に抜歯すると治るのが遅れて、顎骨炎から顎骨壊死が起こることがあるというので心配されている方がありますが、この装置で骨粗鬆症とは逆に骨密度が正常の2倍以上に増加している時には顎骨炎や顎骨壊死が起こる危険が大きいのでビスフォスフォネート以外の薬を使った方がよいという判断が出来ます。

3.痛電計(痛みを数字で表わし薬の効果を判定する装置)
世界で初めて皮膚インピーダンスの低下する度合いから痛みを測る装置を使い、痛電計と名づけました。これによって痛みの改善を実際に数字に示すことが出来、薬の効果を見ることが出来ます。一日中つけているとどんな用事や運動をしたら痛みが強くなるか、又薬でどの位痛みが軽くなるか記録することが出来ます。

◆診療の特色
骨粗鬆症は一口でいえば骨のカルシウムの減少で、このために強い力に耐えて体を守るべき骨が弱くなり、骨折を起こし易くなります。しかし骨粗鬆症は決して骨だけの病気ではありません。カルシウムは生命の源で、若し血液の中のカルシウムが無くなる様なことがあると心臓は止まり、脳の働きはなくなってしまうので、カルシウムの摂り方が少ないことがわかると骨はどんどんカルシウムを出して血液のカルシウムをもとにもどします。これを繰り返す中に骨のカルシウムが減少するのが骨粗鬆症ですが、この時に骨から出る大量のカルシウムは津波の様に、すぐ近くにある軟骨・腱・靭帯・筋肉を襲い軟骨は固くなってすり減り、腱・靭帯はもろくなり、筋肉は力を失い痛くなります。この様に骨以外の所では、カルシウム不足の時に逆にカルシウムの洪水がおこることをカルシウム・パラドックスといいます。

血管や脳でも同じ様なことがおこり、メタボ症候群や動脈硬化、糖尿病、色々ながん、認知症、うつ病などもカルシウム・パラドックスの結果だといわれます。よく吸収されるカルシウムを充分に補給することが何よりも大切です。骨粗鬆症外来はカルシウム・パラドックス外来で、骨粗鬆症と表裏一体の関係にある変形性脊椎症、変形性膝関節症、五十肩の様な年と共にふえてきて殆どすべての方の罹る背中、腰、膝などの痛みを伴う運動器の病気の他、カルシウム・パラドックスによるすべての病気に対する基本的な対策を患者様と一緒に考え、実行しますので、大勢の方に喜ばれています。酸化ストレスも色々な病気の原因になりますが、充分なカルシウムの補給はこれに対抗する最も有力な方法だといわれます。治療についての新しい取り組みとしては、他の方法ではなかなかよくならない腰や膝の痛みにダイドロネル、レスタミン軟膏、腸からよく吸収される活性吸収型カルシウムなどの組み合わせでよい成績をあげており、世界的に注目されています。

この様な考え方と診療方針で効果を上げている施設は全国的にも少ないので東北、関東地方、近畿一円、九州、沖縄まで全国的に患者様の輪が広がっております。このために遠隔診療には特に力を入れており、現在も被災地のいわき市の数名の方に処方箋やカルシウム健康食品を送り続けて喜ばれています。FAXや火・水・金の診療日には何時でも電話で御相談下さい。

 

医療法人 大植会 葛城病院
http://www.katsuragi-hosp.or.jp/

内科(骨粗鬆症外来)
診療時間 毎週 火・水・金   9:00~17:00(受付は8:00~16:00)
外来担当 藤田拓男 名誉院長

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